ゆれるスカート

しゃくしゃく余裕で暮らしたい

それでも夜空は美しい

会社の親睦会だった。

 

午前で仕事は終わり。一度帰宅し、15時頃家を出た。会の開始は16時。

 

いつも一緒にいるメンバーと同じ円卓に座る。

同期Aが、円卓の席同士が遠くて話しづらいとごねる。知らねーよ。

 

先輩(女)のところへ話しかけに行きたかったが、隣の人と楽しそうに話していて、なんか行きづらくてやめる。

社長のところや男性社員に注ぎ回る同期A。

いいよね、可愛い子はちやほやされてさ。

卑屈になるより、お前も注げよ。

 

他部署の小中学校が同じ女の子が結婚することが発表された。

一本締めが終わると、彼女におめでとうを言った。

彼氏とはずいぶん長く付き合ったのだという。

6年だったか8年だったか忘れた。

 

帰るつもりでいた。

二次会には参加しないつもりでいた。

 

割烹料亭を出ると二次会会場へ向かうバスが停まっていた。

いつも一緒にいるメンバーが、バスの奥の席からこちらに手招きするのが見えた。

私ではないだろう、と見ていると、私の名前を呼んでいるではないか。

気づいたら、バスに乗っていて二次会会場であるカラオケスナックに来ていた。

 

こういうところに来るのは初めてかもしれなかった。

不本意に来てしまったが、少し楽しく少し居心地が悪かった。

バスの中にいる時から、いつも一緒にいるメンバーの1人の後輩Aと他部署の男の子をくっつける大作戦が敢行されており、観衆は大いに盛り上がっていた。

カラオケスナックで彼らは、周りの援助のせいでLINE交換させられていた。

他人事だからどうでもいいけど、自分に降りかかったことならば非常に迷惑な話だ。やれやれ。小学生のノリ。

 

女子たちがカラオケを歌うのを嫌がる中、後輩Aと共に星野源の恋を歌い切った私を誰か褒めて欲しい。なんたる偉業だろう。

後輩B(20歳だが20歳には見えない。25くらいに見えるだろうか。30の男と同棲中、来年結婚するだと)はほとんどキャバ嬢なんじゃないかと思われた。

男と喋り慣れている。

姦しいって思ってしまう私は彼女に嫉妬してんだろうなぁ。れっとーかん。認めるよ。もーいや。

 

2時間ほどそこに滞在した。

そして、来た時と同じバスに乗り最初の会場の駐車場へと帰った。

 

後輩Bの彼氏が迎えに来るというから、みんなで彼氏の顔を拝むこととなった。それは半ば強制的だった。

 

半ば強制的に見せびらかすだけある、多くの人がイケメンだと認める男であった。

つまんねー。どっかで、どうせ言うほどでもねぇだろ??って思ってたよ。

 

明日もいつものメンバーでランチに行こう!と、のたまう。

私「(え、やだ…。)」

午前美容院だし(それは理由になるだろうか…)

行かないつもりだ。

行っても気を使うだけで疲れる。

 

私はおかしいのかな…。

 

嫉妬と劣等感。私はきっとそれで形成されている。生きづら。

 

それでも夜空は美しいな。