ゆれるスカート

しゃくしゃく余裕で暮らしたい

中高大と死ぬほどモテなかった私にモテ期がきた

高校の同級生Tとゲーセンに行き、居酒屋へ行った。

 

ゲーセンにあまり行かない私はそのアウェイ空間にややたじろぐ。

ゲーセンに通う人はみなそうなのだろうか、Tは金銭感覚とかいう概念を知らないかのように100円玉をクレーンゲームへと投下する。千円札を両替する。

 

でかいチョコレートのアソートを取ってくれた。

 

やっと時間になり、予約していた居酒屋へ。お酒は飲まない。私がお金を払う。

Tは居酒屋を気に入った様子。

 

車で移動し、ショッピングセンターへ。

ほとんど閉店した店が並ぶ館内をぶらつく。なんだこれ。

もうすぐ閉店するミスドでドーナツを食べる。Tはなぜか飲み物を買わず、私のをあげる。

 

近くのゲーセンへ。ゲーセンばっかりだな。ぶらぶらしておわり。

 

外を歩いている時、滑るからと手を繋がれる。どきどきしないほうがむり。

 

帰りの車内、Tは、今日行った居酒屋にまた行きたいと言っていた。

 

別れ際、ひとけのない駅の外でTに抱きしめられる。Tの鼓動を感じる。唾を飲み込む音が聞こえる。

 

俺たち付き合ってみる?と言われる。

高校以来はじめて会っていきなりかよ。私の何を知ってるんだよ。

考えたい、と答える。

 

でもさ

 

私は最初、下心があってTに近づいた。

だから、今の状況は願ったり叶ったりのはず。なのに、

 

今、私は2回デートしたYにすこし惹かれている。

 

タイミングが悪い。私のせいだ。

急ぎすぎた。

でも、あの頃の私に他に手はあったか?

合理化。正当化。はいはい。

 

とにかく、モテ期がきた。

それも憂鬱なタイプのやつだ。