ゆれるスカート

しゃくしゃく余裕で暮らしたい

映画「怒り」

豪華な役者陣が出演しているため期待していた「怒り」を観てきました。

私にとって、綾野剛森山未來が同タイトルに出演するというのは事件です。

 

単刀直入に言うと(私には)微妙でした。

 

役者陣の演技は素晴らしく、引き込まれます。愛する人が逃亡犯かもしれない、という疑心暗鬼の心理戦もストーリーとしておもしろいです。犯人が明かされるまで、「犯人は誰なのか??」とハラハラします。

 

性的マイノリティや沖縄の基地問題・米兵による事件を扱っており、そういったことを考えるきっかけをくれるという点でいい映画であると思います。

 

私が納得いかないというか、うーん、と思う点は、殺人犯が夫婦を殺害した(物語はここから始まります)動機とか意図の扱いがあまり描かれていない点です。

たぶん、そういったところに焦点を当てていないためなんだとは思いますが。

メインのテーマは「愛する人が殺人犯かもしれないと疑う人々の葛藤」といったものだと思うので、「殺人犯の殺人の動機」はどうでもいいのかもしれません。

 

でも…あれでは(ネタバレは控えますが)あまりに救いがないな…と。

実際、殺人・殺人犯はそういうものなのかもしれませんが…。

 

原作を読めばもうすこし深く分かるのかもしれません。

 

軽い気持ちでは観られない映画です。

映画を観ていて、実際にあった事件を彷彿としました。おそらくこの事件をモデルとして原作が書かれたのだと思います。外国人女性を強姦し、犯人は顔を整形し逃亡した事件だったはず。

 

 

公開したばかりなのに、私が観た映画館では小さなスクリーンでの上映ですこし残念でした。

君の名は。人気がまだ続いている証拠でしょうか。それは嬉しい。

映画『怒り』公式サイト