ゆれるスカート

しゃくしゃく余裕で暮らしたい

ある舞台

昨夜、ある舞台を観てきた。
「談ス」というコンテンポラリーダンスと演劇の融合のような舞台である。
出演者は、大植真太郎、森山未來、平原慎太郎。

数日前に衝動でチケットを買った。
2階席だからよく観えないかも…と思っていたけれど杞憂だった。思いの外、舞台に近くよく観えて、嬉しかった。(双眼鏡をレンタルしたのに結局使わなかった)

開演前のあの独特の緊張はなんだろう。
別に私が芝居をするわけでもないのに。
何万回観劇しても慣れることのない緊張だと思う。不安と期待。これから私はなにを目撃するんだろう。

舞台はなにが起こるか分からない。
完成されたフィルムを投影する映画とは違う。
役者は故意にあるいは不本意にアドリブを加えているだろうし、客席の反応だって各回で違うだろう。客席の反応で役者の動きも多少変わるかもしれない。
そういう意味では観客も舞台装置だ。
ひとつとして同じ回はない。
まさに「ライブ」であり「なまもの」なのだ。

20メートル先で森山未來が踊っていた。信じられない。
なんてしなやかで力強い身体の躍動だろう。台詞という台詞はないけれど、3人の役者は確実に会話していた。

初春の夜、非現実の余韻。
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