ゆれるスカート

しゃくしゃく余裕で暮らしたい

ゆきゆきゆきゆきゆ

ゆきゆきゆきゆきゆき。

朝、バイトに行こうと車を出したら、案の定動かなくなってしまった。
家族総出でなんとかバイトに間に合った。
途中の道、まだ除雪されていない悪路を進むのはとてもこわかった。
轍の不在。

朝とても暇だったから、ずっと暇だといいのに…と思ってたらまったくそんなことなかった。

店長も到着が大いに遅れていた。
来るお客さん来るお客さん、「こんな大雪はじめて」と言った。
雪国なのに。

私も、雪がこわいと思ったのは久しぶりだったし、あそこまで家から出られなかったのもはじめてだった。

昼過ぎに来るはずのスタッフがお店に辿り着けず、私は帰れず。
だって店長ひとりになるし。

7時〜19時勤務とかいう悲劇を味わったのだった。
もうつかれた。
たぶん年取ったらこんなことできない。
私が若くてよかったな、店長。

お店の駐車場で大型のトラックが何台も動けなくなっていた。
除雪車がやってこないから。
そこまで手が回ってない。

国道は完全に渋滞していて、陸路は麻痺していた。

こんな日くらい、みんなお家でゆっくり待機していられたらいいのに。
そうはいかないか…。
みんなが働くことを休止したら、ぜんぶストップしてしまうか。

たくさん働いたから、あと100年はバイトに行かなくていいんじゃないかな?

たくさんがんばったから王子様が迎えに来てくれるに違いないな。
まだかなおそいなおそすぎるな。

ぜんぶぜんぶゆきのせいだ。
好きな人に好きと言えないのも、あなたのそのボサボサの髪が好きだと言えないのも、卒業ライブに行く決断ができないのも、ぜんぶぜんぶゆきのせいだ。

綾野剛はやっぱり黒髪よね。