ゆれるスカート

しゃくしゃく余裕で暮らしたい

『シャニダールの花』を観た

2012年の日本映画『シャニダールの花』を観た。

主な俳優は綾野剛黒木華

女性の胸に植物の芽が寄生し、花を咲かせるという現象が起きていた。満開の花から採取される特殊な成分を研究したり、花に寄生された女性たちが生活する施設「シャニダール」が舞台。

「シャニダール」の研究者・大瀧を綾野剛が、新人助手の響子を黒木華が演じる。

ジャンルはなんだろ…SFラブストーリー?かな?

所々に挿入されるエレキギターのじめじめとした重低音がとても不気味でいい仕事してる。すごく怖い。

「人間に寄生し、花を咲かせる病気」という設定は試験的で、舞台(戯曲)映えしそうだなぁと思った。患者たちの衣服なんかは視覚的にもインパクトがある。

おもしろかったけれど、なんか取り残された感じが残る。
答えなんか出さなくていい、と言われればそれまでだけど。
うーん、むずかしい。
私の頭では、この映画のメタファーみたいなものからうまく展開できてない。

※以下、映画の内容に触れています。

大瀧と響子は恋人になるのですが、響子は大瀧の元を去る。
その理由は「あなたは自分が信じることしか受け入れない。まっすぐなあなたが好きだった。」から。

この言葉はなんかしっくりきた気がした。
謎が多いから、「猟奇的な病」と認識することは果たして正しいのか。
「シャニダール」の患者たちは不思議と「幸せ」そうに見えた。



近いうちにもう一度観返そう。
しかし、綾野剛はなんであんなに哀しく笑うんだろう。