ゆれるスカート

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『そこのみにて光輝く』を観た

2014年の日本映画『そこのみにて光輝く』を観た。

主な役者は綾野剛池脇千鶴菅田将暉

綾野剛菅田将暉もすきな役者である。観る前からわくわくしていた。
池脇千鶴については詳しい情報を持ち合わせていない。いろんな映画に出ていることは知っているし、なんだかすごい人らしいことしか知らない。彼女の演技は訴えてくるものがある。迫真。どなたか、池脇千鶴について詳しければ教えてください。

さて、映画の感想。
※以下、映画の内容に触れています。ご注意ください。

この映画は暗い映画としてカテゴライズされると思う。淡々としている。

社会の底辺で生きる人々の苦しみ、葛藤、諦め、愛、希望。

当てもなく生きる達夫を演じる綾野剛は、どこまでもアナーキーで色気だだ漏れだった。
奔放で磊落な拓児を演じる菅田将暉は、素なんじゃないかと思うくらい自然で開けっぴろげで、全体的に暗いこの映画に華を添えている。

ラストシーンで登る朝日は、思いがけず美しい。
その光は、すべての人を平等に照らす。
「底」あるいは「其処」で懸命に生きる人をも。

終始暗い映画だから、ちょっとでも幸せな気配が伺えると不吉な予感がして身構えてしまった。怖かった。

2時間という上映時間もちょうどいい。これはけっこう大事なことだとおもう。
私が憎むもののひとつに、2時間以上の映画がある。長ければいいってものではない。(私の集中力が持続しないだけか…)



いろいろ書きましたが、私はこの映画、個人的にすごくすきです。
綾野剛が出てる時点60点は自動的に加算されるんです。

改めて映画がすきだなぁとおもった。
殊に暗くて救いのない日本の映画が。