ゆれるスカート

深淵にて

車窓の景色は春の海

平日の昼頃の田舎の電車は人もまばらで、緩やかな時間が流れる。

永遠に車窓を眺めていたいといつも思う。行くべき場所も帰る場所もなく、ただただあてどなく電車に揺られていられたらどんなにいいだろう。

 

今日はゼミの先生のお宅でお昼ごはんをごちそうになりました。

私のほかにも8人のゼミ生がお邪魔しました。

彼女(先生)の旦那さんはイギリス人で、口数は多くないけれどいい方で、私たちを歓迎してくれました。サンドイッチや手作りケーキはおいしかった。

 

降りたことのない駅に降り、集合時間まで暇なので近所をぶらぶら散策していました。

不審者として通報されていないか心配です。

 

午後、解散した後、ゼミ生で飲みに行く予定がありました。

私は仲のいい子が来れなかったため、事前にLINEで飲み会を欠席する旨を報告してありました。(バイトを口実にしましたが、バイトは入っていません)

 

美人でも社交的でもない地味な女子を無理に誘うわけもなく、ゼミ生たちは一回解散してからまた集合しよう、ゼミ関係なくほかの(仲いい)人も呼ぼう、と言っていました。私はもうすぐ出てしまいそうな電車を気にしながら、逃げるようにその場を去りました。

 

ホームには上り(私の自宅のある方面)と下り(市街地方面。自宅とは逆)の二つの電車が滑り込んできました。

そのまま帰るつもりでいたのですが、突発的に自宅とは逆の電車に飛び乗ってしまいました。

 

このまま帰るのもなんだかなぁと思ったし、ほしい漫画が溜まっていたからです。(市街の大きい書店でなければ買えないのです)

 

焦燥。最近の私はこの二字に尽きます。

それは未内定の焦り。近頃は記憶の彼方に封印している卒論への焦り。

 

散らかった部屋が孤独を甘やかす。

 

やさしさみたいなものがほしかった。

それはひどく漠然として実態のないものだけれど、確かにぬくもりを感じる。

雲に覆われてはいるけれども、ほのかな光でそこにあるとわかる月。

 

ハッピーエンドは都市伝説。ジーザス。