ゆれるスカート

しゃくしゃく余裕で暮らしたい

透明な季節

秋の色は透明だと思う。
夏の、生命の叫びに似た原色は抜け、冬へと染まるべくいったん透明になる。

しかし、秋の自然は色に満ちている。樹々は暖色に染まり、田んぼの稲穂は黄金色を揺らす。

でもなぜか私の中で秋は透明だった。
それは、秋というどこか哀しさに満ちた、短く宙ぶらりんな雰囲気に起因するかもしれなかった。表現できない色。

何度も経験しているはずのこの憂鬱な季節に私は慣れることはなく、毎年更新された憂鬱を味わう。

それはどこか甘美でそして果てしのない絶望だった。

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この間、面接を受けて来た会社を一次通過できた。宝くじに当たったような気分になるのをやめたい。次が問題なのだ。二次が。

また面接練習してもらおう。
とても憂鬱だけれど。

ここはどこなのだろう。
そして、私は誰なのだろう。

それらに意味は果たしてあるのだろうか。
ここがどこで、私が誰かということに?