ゆれるスカート

しゃくしゃく余裕で暮らしたい

talking with night

先の見えない就活に驚くほど冷静だった。驚くほど動揺していた。

見えかけた光は消えてしまったみたいだ。自分が無能なのは知っていたけど、態度やお手紙で改めて「君は無能だ」と突きつけられるのはつらい。


私は連日、世界に求愛するのだけどそれは聞き入れられない。まぁでもさほど高くもない指輪じゃあ、向こうもなびかないか…。私はそんなに安い女じゃないわ。こう仰る。

私だって安いつもりないんだけどな…。

夜勤さんに会える日を待ちわびて生きているけど、それってひどく哀しい。

だって彼は私に興味のかけらもないのだから。

私は喫煙する彼を想像する。夜と対話するみたいな情景を。

その情景は私にすべてを忘れることを許してくれる。就活など存在しない世界にいさせてくれる。

逃避と呼んでもらってまったく問題ありません。